境界性人格障害は、病気として認識されるようになったのが最近の事です。
感情が極端に不安定で、強い不安感や恐怖感、怒り、極端な理想と否定、抑うつなどの症状が見られ、対人関係が不安定になります。
社会との関わりも上手くいかず、自暴自棄になったり自虐行為に走ったりする事もあります。
境界性人格障害は、極端な物の考え方や不安定な精神状態などで、対人関係が上手くいかなかったり、日常生活に支障をきたしたりします。
原因は、いと色々あるかと思いますが、大きく二つに分ける事が出来ます。
一つは、先天性の物で、脳の発達に問題がある場合です。
もう一つは、後天的な物で、生活環境が大きく作用します。
後天性の境界性人格障害は、主に幼児期に始まります。
子供が、赤ちゃんや幼児期には、親の保護が無ければ生きていけません。
しかし、段々と成長していくうちに、人格が形成されていき、自立の精神が芽生えます。
その段階で、極端な過保護であったり放任であったりした場合、人格障害が起こる原因となる場合があります。
子供は、親の心の状態を敏感に感じ取ります。
ですから、子供が自立する事を寂しく感じたりすると、子供は自立する事がいけない事のように思ってしまいます。
また、放任する親に対しては、子供は常に置いていかれるような寂しさと恐怖を感じます。
そうした事が頻繁に繰り返される事によって、健全な精神が育たなくなってしまうのです。
これが、境界性人格障害のメカニズムになります。
過保護や放任主義が、全て境界性人格障害の原因になるとは限りませんが、原因としては充分に考えられる事です。
この長年に渡るメカニズムが、社会生活における様々な事態に対して、上手く対応出来なくなっていきます。
更に、成長過程では何の問題も無かったのが、青年期になってから表れる場合もあります。
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